
2025年3月6日、ドイツ・フランクフルトにあるECB本部。REUTERS/Jana Rodenbusch
[パリ 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるフランス銀行(中銀)のビルロワドガロー総裁は2日、ECBの次回の政策金利変更は引き上げになる可能性が極めて高いが、開始時期を見通すのは時期尚早との考えを示した。
ビルロワドガロー氏はパリ政治学院で講演し、現在のエネルギー価格高騰はユーロ圏とフランスの総合インフレ率に急速に影響を及ぼしているが、基調インフレは引き続き「しっかり抑制されている」と述べた。
しかし現状では、ECBが先月の経済見通しの前提とした基本シナリオよりも、中程度の悪化シナリオに近い状況になっていると指摘し、中東紛争の長期化は経済見通しにマイナス要因だとした。
こうした背景を踏まえると、次回の政策金利変更は「引き上げとなる可能性が極めて高い」と予想。「ECBの利上げ時期を見通すのは時期尚早だが、われわれに必要な時、必要な方法で行動する能力があることは明らかだ」と述べた。
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