IMFのカッツ筆頭副専務理事、トランプ政権離脱後初の中国訪問

[北京 3日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のカッツ筆頭副専務理事は、ベセント米財務長官の首席補佐官を退任後初めて中国を訪問している。1日には中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁と会談し、中国経済や世界経済について話し合った。人民銀が3日に発表した。
カッツ氏は10月にIMFナンバー2の筆頭副専務理事に就任。IMFは加盟国経済の健全性を評価し、潜在的な金融リスクを指摘するために毎年調査を実施している。
中国外務省は、トランプ米政権で高官を務めていたカッツ氏が中国経済を調査することが適切かどうかについてのコメントを避けた。
IMFはコメント要請に応じなかった。

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