[東京 25日 ロイター] - 日本製鉄(5401.T)が急落している。同社は24日、総額6000億円のユーロ円建ての転換社債(CB)を発行すると発表、当初予定していた5500億円から上積みするとし、嫌気されている。株価は一時6%安の624円に下落した。
日本企業によるCB発行額では過去最大となり「潜在的な希薄化懸念が先行している」(フィリップ証券の増沢丈彦株式部トレーディング・ヘッド)とみられている。
調達資金は、総額約2兆円に上る米鉄鋼大手USスチールの買収に伴うブリッジローンの借り換えに充てる。「新たな成長ストーリーがあるわけでなく、新規の前向きな材料とは受け止められていない」(増沢氏)との見方が出ていた。
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