FRB、必要なら金融引き締めを長期維持=ジェファーソン副議長

インフレ2%回帰へ注力継続、FRB副議長指名のジェファーソン理事
米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン理事は、インフレが「和らぎ始めている」ものの、目標の2%に向け回帰させることに引き続き注力すると言明した。2022年1月撮影(2023年 ロイター/Joshua Roberts)
[ワシントン 16日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長は16日の講演で、インフレが予想通りに減速しない場合は現在の金融引き締め姿勢をより長期間維持することが適切だと述べた。利下げには言及しなかった。
ジェファーソン氏は「基本シナリオは引き続き、政策金利が現在の水準で据え置かれる中でインフレがさらに低下し、労働市場は引き続き堅調で、労働需要と供給のバランスが回復し続けるというものだ」とした。
一方「見通しは依然としてかなり不確実であり、今後発表されるデータでインフレが現在の予想よりも持続的であることが示唆されれば、現在の引き締め姿勢をより長期間維持することが適切となるだろう」とも述べた。
インフレ抑制を巡っては「相当の進展が見られたが、2%のインフレ率に持続的に回帰するという課題はまだ達成していない」と指摘。FRBは力強い経済と直近でほぼ進展していないインフレ鈍化に直面しているとした。
ジェファーソン氏が発表したFRBスタッフの推計によると、3月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比2.7%上昇と2月の2.5%上昇から伸びが加速するとみられている。
ジェファーソン氏の発言には、ここ数カ月間にFRB当局者が発信していた、政策立案者がインフレ低下の確信を強めれば利下げを開始できるというメッセージは含まれていなかった。講演原稿の大部分は、政策立案者が不確実性にどう対処するかという歴史的考察が占めており、「現状」に関する部分は3段落にとどまった。
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トムソン・ロイター

Covers the U.S. Federal Reserve, monetary policy and the economy, a graduate of the University of Maryland and Johns Hopkins University with previous experience as a foreign correspondent, economics reporter and on the local staff of the Washington Post.