午前の日経平均は続伸、朝安後に切り返す 半導体株しっかり

東京エレク、26年4―9月期純利益は35%増予想 通期は中間時に開示
東京エレクトロンのロゴ。2025年9月、台北で撮影。REUTERS/Ann Wang
[東京 17日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比93円52銭高の4万4995円79銭だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や米連邦準備理事会(FRB)議長会見を控えて持ち高調整の売りが先行したが、下値では押し目買いが入ってプラスに切り返した。米国市場での半導体株高を受け、国内の関連株が総じてしっかりとなり、指数を押し上げた。
日経平均は150円安で寄り付いた後、一時290円安に下げ幅を拡大した。米主要3株価指数の上昇が一服する中、イベント前の持ち高調整の売りが先行した。
一方、中盤以降は下げ渋り、プラスに転じた。一時131円高の4万5033円に上昇し、前日につけた史上最高値の4万5055円に迫る場面もあった。FOMCでの利下げが有力視される中、米市場での半導体株指数の上昇を手掛かりに、東京エレクトロン(8035.T), opens new tabなど関連株が総じて堅調だった。
市場では「グローバル的に懸念材料が多くポジティブ材料がない中でもリスクアセットが買われており、FOMO(取り残されることへの恐怖)相場が続いている」(CLSA証券の釜井毅生エグゼキューション・サービス統括本部長)との見方が聞かれた。
朝方発表の8月の貿易収支は2425億円の赤字で、赤字は2カ月連続だった。前日に発表された基準地価は、全国の住宅地・商業地を含む全用途平均で前年比1.5%上昇し4年連続の上昇だった。いずれも相場反応は限られた。
TOPIXは0.4%安の3155.56ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は2兆2491億6000万円だった。東証33業種では、値上がりは電気機器や空運、小売など4業種、値下がりは電気・ガスや保険、非鉄金属など29業種だった。
ディスコ(6146.T), opens new tabやソニーグループ(6758.T), opens new tabは堅調。TDK(6762.T), opens new tabは取引時間中の年初来高値を更新した。一方、フジクラ(5803.T), opens new tabは軟調。デンソー(6902.T), opens new tabなど自動車部品株は、米国が自動車部品に新たな関税を課す可能性を検討すると伝わったことが嫌気され、総じて弱かった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが347銘柄(21%)、値下がりは1225銘柄(75%)、変わらずは47銘柄(2%)だった。

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