今日の株式見通し=もみ合い、米「相互関税」発表を前に思惑が交錯

[東京 2日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、もみ合いが想定されている。トランプ米政権による「相互関税」の発表を日本時間のあす未明に控えて、前日の米国株はまちまちの値動きとなり、東京市場でも思惑が交錯するとみられる。
日経平均の予想レンジは3万5600円─3万6100円。
日経平均は、ハイテク株比率の高い米ナスダック総合や米半導体株の上昇を受け、国内の関連株を中心に自律反発的な動きが先行するとみられる一方、「相互関税の発表を前に積極的な上値追いは限られそうだ」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声がある。
節目の3万6000円付近では、戻り待ちや利益確定売りが上値を抑えるとみられる。三井住友DSAMの市川氏は、悪いシナリオは織り込んできたとみており「厳しめの内容になっても下押しは限られそうな一方、柔軟な内容であれば反発の余地はあるのではないか」との見方を示している。
きょうは米国で相互関税の発表のほか、3月ADP全米雇用報告、2月製造業受注などの発表がある。
前日の米国株式市場では主要3指数がまちまちで終了。S&P総合500種(.SPX), opens new tabとナスダック総合(.IXIC), opens new tabが上昇する一方、ダウ工業株30種(.DJI), opens new tabは下落した。トランプ政権による関税発表を控え、マイナス圏とプラス圏を行き来する展開となった。

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