アルゼンチンのインフレ率、12月210% 来年も高止まりへ=JPM

アルゼンチンのインフレ率、12月210% 来年も高止まりへ=JPM
 12月14日、JPモルガンは、アルゼンチンのインフレ率について12月に前年比210%に達し、来年も高水準にとどまるとの予想を示した。写真はJPモルガンのロゴ。ニューヨークで2017年1月撮影(2023 ロイター/Stephanie Keith)
[ブエノスアイレス 14日 ロイター] - JPモルガンは、アルゼンチンのインフレ率について12月に前年比210%に達し、来年も高水準にとどまるとの予想を示した。ミレイ新政権が経済危機打開策の一つとして通貨切り下げを発表したことを受けた。
新政権は、1991年以来の高水準にあるインフレの抑制に取り組んでおり、厳格な緊縮政策を講じなければハイパーインフレに陥る恐れがあると警告。今週には財政赤字削減などを目指し、通貨ペソの公式レートを50%以上切り下げ1ドル=800ペソにするなど一連の「ショック療法」を発表した。そのうえで、短期的にはこの政策によりインフレが一段と加速すると認めた。
JPモルガンは調査ノートで、12月のインフレ率が前月比25%となり、前年比では210%となると予想。通貨切り下げ前の11月は、前月比12.8%だった。
「安定化策が成功すれば、インフレ率は今後数カ月間2桁台で推移してから来年下半期に月平均4%に減速する」と予想。そうなれば24年通年のインフレ率は今年並みになるだろうとした。

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