ホットストック:富士フイルムHDが急落、市場予想下回る見通しを嫌気

[東京 18日 ロイター] - 富士フイルムホールディングス(4901.T), opens new tabが急落している。同社は17日、2024年3月期の連結営業利益予想を2770億円(従来予想は2900億円)に下方修正すると発表し、市場予想を下回ったことが嫌気されている。株価は一時6.3%安の3233円に下落した。
新型コロナウイルス感染症ワクチンの原薬製造で受領したキャンセルフィーが当初想定よりも減額となったことなどを踏まえ営業利益予想を下方修正した。IBESがまとめたアナリスト15人の営業利益予想の平均は2877億円だった。
同日には中期経営計画を発表し、うち25年3月期の営業利益予想は3000億円としたが、こちらも市場予想を下回った。バイオ医薬品や半導体の関連など3年間で1.9兆円を投じるとし、27年3月期の営業利益目標は3600億円としている。
市場では「(中計は)意欲的な内容にみえる。直近安値付近で踏みとどまれば持ち直していくのではないか」(国内証券のアナリスト)との受け止めが聞かれる。株価は4月1日安値3237円をやや下回ったあと、下げ幅を縮小している。

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