米国株式市場=ダウ急反発、574ドル高 インフレ指標にらみ利下げ時期模索

米国株式市場=S&Pとナスダック最高値、エヌビディア高い
米国株式市場はS&P総合500種とナスダック総合が終値ベースの過去最高値を更新して取引を終えた。2011年2月撮影(2024年 ロイター/Eric Thayer)
[ニューヨーク 31日 ロイター] - 米国株式市場はダウ工業株30種(.DJI), opens new tabとS&P総合500種(.SPX), opens new tabが上昇して引けた。月末特有の買いが入ったこともあり、ダウは1.51%上昇。昨年11月以来最大の上昇率となった。
この日はS&Pのほぼ全ての主要セクターが上昇。エネルギー(.SPNY), opens new tabは2.5%上昇した。ただ情報技術(.SPLRCT), opens new tabは下落した。
テミス・トレーディング(ニュージャージー州チャタム)の共同創業者、ジョー・サルッツィ氏はこの日の取引について、月末のポジション調整が背景にあるとの見方を示した。
ただ週間ベースではS&Pとナスダック総合(.IXIC), opens new tabが共に6週間ぶりに下落。市場では米連邦準備理事会(FRB)が利下げに着手する時期を探る動きが続いている。
商務省発表の4月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年比2.7%上昇、コアPCE価格指数は前年比2.8%上昇した。伸びは共に3月から横ばい。個人消費支出は前月比0.2%増と、3月の0.7%増から鈍化した。
個別銘柄では、デル・テクノロジーズ(DELL.N), opens new tabが17.9%安。前日発表の第2・四半期(5─7月)の利益見通しは市場予想を下回った。
クラウドセキュリティーサービスのゼットスケーラー(ZS.O), opens new tabは8.5%上昇。第4・四半期決算見通しが予想を上回った。
カジュアル衣料品大手ギャップ(GPS.N), opens new tabは28.6%高。第1・四半期決算が市場予想を上回ったことに加え、年間売上高見通しを上方修正したことで買われた。
トランプ前米大統領のSNS(交流サイト)「トゥルース・ソーシャル」を運営するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ(TMTG)(DJT.O), opens new tabは5.3%安。トランプ氏が不倫口止め料を不正に会計処理したとされる事件で、ニューヨーク州地裁の陪審員が前日、トランプ氏に有罪の評決を下したことが嫌気された。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.94対1の比率で上回った。ナスダックでも1.51対1で値上がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は146億株。直近20営業日の平均は125億6000万株。

LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります ※米国株式市場

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