
終盤のニューヨーク外為市場では、ドル指数が昨年11月上旬以来の高値に上昇した。2016年1月撮影(2024年 ロイター/Jason Lee)
[ニューヨーク 15日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドル指数が昨年11月上旬以来の高値に上昇した。3月の米小売売上高が予想を上回ったことを受けた。円は1990年以来の安値に沈んだ。
高止まりするインフレや堅調な経済成長を背景に、投資家は米連邦準備理事会(FRB)の利下げ時期の予想を後退させており、ドルは上昇を続けてきた。中東情勢の緊迫化もドル需要の高まりにつながっているとされる。
ドル指数は一時106.23と、昨年11月2日以来の高値を付けた。終盤は0.24%高の106.20だった。
一方、円は、ドル高と日米間の大きな金利差を背景に売られ続けている。
ドル/円は0.59%高の154.19円。一時154.45円まで上昇した。
日本の金融当局者は介入への警告を強めているが、ジェフリーズのFXグローバルヘッド、ブラッド・ベクテル氏は、介入を行う可能性があるのは、広範囲にドル高が進行しているときではなく、円相場が低迷するときだとみている。「円が1%超下振れするような大きな変動が必要ではないか」とし、155円など節目とされる水準で介入に踏み切る可能性もあると述べた。
ユーロは0.18%安の1.0623ドル。一時は11月3日以来の安値となる1.0622ドルまで下落する場面があった。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは6.24%下落し6万2950.00ドルだった。
表はLSEGデータに基づいています ※外為市場
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