
旭化成の東京本社で2019年10月撮影。 REUTERS/Issei Kato
[東京 9日 ロイター] - 旭化成(3407.T)は9日、2026年3月期の連結営業利益が前年比1.5%増の2150億円になるとの見通しを発表した。IBESがまとめたアナリスト12人の予想平均2229億円を下回った。年間配当予想は前年から2円引き上げ40円とした。
米関税政策の影響に関し、米国での調達については関税影響前の備蓄在庫の活用や製品への価格転嫁、調達先の変更などで抑制に努め、軽微にとどまると想定した。
一方、世界経済の停滞や各事業の需要減少のリスクについては、織り込んでおらず、今後アップデートする予定という。
純利益は、中期経営計画の方針に沿ったヘルスケア事業の譲渡などの構造転換実施に伴う損失などを織り込み、同7.4%減の1250億円を見込んだ。
同時に発表した25年3月期の連結営業利益は前年比50.6%増の2119億円だった。円安の影響や、医薬事業で主力製品の販売量が増加したことなどが要因。
岡坂健太郎
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