[香港 8日 ロイター] - 中国外務省は8日、台湾問題などを巡り誤った言論を広めたとして、日本維新の会の石平参院議員に対し入国禁止などの制裁を科すと発表した。即日実施する。石氏は中国出身で日本国籍を取得。中国共産党を批判してきた。
同省は声明で、石氏が「台湾、釣魚島(尖閣諸島の中国名)、歴史、新疆、チベット、香港などの問題について長年にわたり誤った言論を広めてきた」と主張。同氏が1972年の日中共同声明に違反して「中国の内政に深刻に干渉」し、中国の「主権と領土の一体性」に損害を与えたなどとした。
入国禁止に加え、石氏の中国国内の資産を全て凍結し、中国の団体や個人が同氏と関連する取引や協力、その他の活動を行うことを禁止する。石氏と親族に対するビザ(査証)を発給せず、中国本土のほか香港やマカオにも入境禁止となる。
石氏は7月の参院選で維新から出馬。対中国政策や移民、国家主権に焦点を当てた選挙戦石平議員に制裁を展開し、初当選した。
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