
1月23日、衆議院が解散した。2月8日投開票の衆院選に向け、事実上の選挙戦がスタートする。写真は国会議事堂。都内で2021年5月撮影(2026年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 20日 ロイター] - 日本維新の会の吉村洋文代表は20日午前に大阪市内で会見し、今朝自民党の高市早苗総裁に電話で連立政権樹立の意向を伝え、同日午後6時に正式に合意すると明らかにした。合意内容はその時点で開示するという。
吉村代表によると自民党に対して先週提示した12の政策項目のほとんどについて合意がまとまったという。このうち自民党側のハードルが高いとされる「議員定数削減が出来ないくらいで日本の未来は切り開けない」と話した。
企業団体献金に関して自民党と考え方に距離があるのは事実だとしたうえで「この問題について、より良いものにしていくべきだという点で高市総裁と認識を共有できている」と語った。
連立政権では自民と維新の議席数を足しても衆参両院で半数に届かないため、法案通過には第三党の協力が必要となるが、第三党との協力の可能性については明言を避け、議席が足りないのは「仕方ががない」が「法案を通すには過半数の賛同が必要」と原則を述べるにとどめた。
自民党は10日に公明党が連立から離脱したのを受け、16日から維新との間で連立を視野に政策協議を進めてきた。
維新が首相指名選挙で高市総裁に投票するという自民党の要請を拒んだとしても、立憲民主党や国民民主党など他の野党間で統一候補協議がまとまっていないため、自民党内に造反がなければ高市氏が首相に選ばれる可能性が高まっている。
臨時国会は21日召集され、午後1時過ぎに首相指名選挙が予定されている。
竹本能文※
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