小林氏が総裁選へ正式出馬表明、時限的定率減税や太陽光推進停止打ち出す

米イラン停戦合意、先行き非常に不透明=小林自民政調会長
小林鷹之氏。都内で2024年9月14日、代表撮影。REUTERS
[東京 16日 ロイター] - 自民党の小林鷹之元経済安全保障担当相は16日、国会内で記者会見し総裁選(22日告示、10月4日投開票)への出馬を正式に表明した。時限的な定率減税を打ち出したほか、太陽光パネルの普及促進策はやめるべきと指摘した。また、外国勢による企業・土地の買収について規制を強化する考えも明らかにした。
消費税は社会保障財源として簡単に減税できないが、将来的に減税が選択肢の一つになるとの認識も示した。アベノミクスによるデフレからの脱却の過渡期にあり、政策を総動員するとも述べた。
<小泉氏との違い「政策に落とし込む意思」>
昨年来の衆参両院での自民敗北と物価高やアベノミクスとの関係についての質問には、足元の物価高に「大胆な金融緩和の影響は多少なりあったかもしれない」とした上で「決しそれだけではなく、ロシア・ウクライナ情勢を含めた国際情勢など様々な要因が絡み合っている」と分析した。
憲法改正については「当然実現しなければいけない」と言明したが、衆参両院で少数与党である現状を踏まえ、「自衛隊明記」と「緊急事態条項」の2項目を優先する戦略で粘り強く合意形成を図るべきとの立場を表明した。
同じく若手として総裁選への出馬意向を表明している小泉進次郎農相との違いを問われた小林氏は、(1)穏健保守との立場(2)日本を世界の真ん中に復活させるというビジョン(3)ビジョンを政策に落とし込む意思やこだわり──の3点を挙げた。

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