イスラエル、国防相の米訪問を直前延期 首脳会談など要求か

イスラエルがフランスを非難、兵器展示会の出展禁止巡り
イスラエルのガラント国防相(写真)は16日、フランスのマクロン大統領がイスラエル企業の海軍兵器展示会への出展を禁止するとした決定を「恥ずべき行為」だとし、フランスがユダヤ人に対して敵対的な政策を取っていると非難した。6月撮影(2024年 ロイター/Kevin Lamarque)
[ワシントン 8日 ロイター] - イスラエルのガラント国防相は、9日に予定されていた米ワシントン訪問を延期した。米国防総省報道官が8日、明らかにした。イスラエルメディアによると、イスラエル側が米国との首脳会談を先に求めているという。
国防総省のサブリナ・シン報道官は記者会見で「ガラント国防相がワシントン訪問を延期するとの連絡を受けた」と述べ、訪問延期の理由についてイスラエル政府に問い合わせるよう求めた。
イランによる先週のミサイル攻撃を受け、イスラエルは報復攻撃を計画しているとされ、緊張が高まっている。
イスラエルのYnetニュースによると、ガラント氏は今回の訪問で米国とイラン問題での連携強化を求めていたが、出発直前になってネタニヤフ首相がバイデン氏との電話会談とイランへの対応を巡る内閣承認を条件にしたという。
バイデン政権は先月末から首脳電話会談について言及してきたが、会談の予定については直ちに回答しなかった。
イランのアラグチ外相は8日、イスラエルがイランのインフラを攻撃すれば、より強力な反撃を受けるとしてけん制した。
西側諸国は、紛争が産油地域である中東全体への波及を懸念し、外交的解決を模索している。

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