2月26日、フランス労働省が発表した12月の本土での失業者数は前月比4万3900人増の317万人となり、1997年7月以来の最高水準となった。ニースのジョブフェアで14日撮影(2013年 ロイター/Eric Gaillard)
[パリ 26日 ロイター] フランス労働省が26日発表した12月の本土での失業者数(登録求職者数)は、前月比4万3900人(1.4%)増の317万人となった。1997年7月以来の最高水準となったほか、過去最高の319万6000人に迫る水準となっている。
失業者数は1年7カ月にわたって大幅な増加が続き、12月には一旦小幅にとどまったものの、1月に再び加速した。ただ、増加の半分は1月に行われた算定方法の変更が原因という。
ただ調整前の増加数は2万2800人で、やはり12月の8000人から増加幅が大きく拡大した。
オランド大統領は、失業対策を最優先課題に掲げ、2013年末までに失業者数の増加に歯止めをかけると公約している。しかし先週末には、景気低迷で失業率目標の達成が困難になっていると認めた。
ロイターの調査では、アナリストは、すでに10%を上回っている失業率について、来年初めまで上昇を続けると予想している。
労働省の統計は雇用関連のデータとして注目度が高い。ただ国際労働機関(ILO)基準に準拠しておらず、パーセンテージとしての失業率も発表されない。
1月1日の変更では、求職者をリストから除外する時期が繰り下げられた。このため、1月に削除されるはずだった2万1100人が2月に削除されることとなり、1月の数字が高くなる結果となった。
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