ロンドン株式市場=続落、封鎖終了後の制限巡り景気に懸念

ロイター編集
    [26日 ロイター] - 
 <株式指数>              終値   前日比     %  前営業日  コード
                                                     終値  
 FTSE100種       6362.93   -28.16  -0.44   6391.09          
 
    
    ロンドン株式市場は続落して取引を終えた。新型コロナウイルス再
拡大を受けた約1カ月にわたるロックダウン(都市封鎖)終了後も、イ
ングランドでは厳しい制限措置が続くことから、景気回復への懸念が高
まった。
    ハンコック保健相は26日、12月2日から地域ごとの制限策が導
入されるイングランドで人口の3分の1に当たる2000万人超が最も
厳しい制限の対象になると明らかにした。それによると、感染率が高い
マンチェスターやケントなどイングランドの広範な地域で最も厳しい制
限が課される見込み。同措置ではバーやカフェ、レストランなどは持ち
帰りを除き営業ができない。
    またスナク財務相は、過去最大規模の公的債務が持続可能な水準を
維持できるほどすぐに縮小すると予想していないと述べた。新型コロナ
危機が終息すれば、増税が必要になるという考えも示した。[nL4N2IC35
0]
    バークレイズの欧州株式戦略担当責任者、エマニュエル・カウ氏は
「短期的な不確実性と経済的観点から厳しい冬になりそうだということ
、来年のある時点でワクチン接種が普及して感染が抑制されれば、より
強力で持続的な回復が期待できる可能性との間で、綱引きのような状態
になっている」と述べた。
    一方、年末の期限が迫る欧州連合(EU)との通商交渉を巡る不透
明感で、英国株は他の市場をアンダーパフォームしている。スナク英財
務相はこの日、合意は可能だが、英国は犠牲を払ってでも署名するつも
りはないと述べた。
    個別株では、住宅建設のパーシモンや資産運用のICG(
インターメディエート・キャピタル・グループ)が大幅安となった。

    
 (ーからご覧ください)

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab