半導体大手の決算に注目、中国の動向が鍵=今週の米株式市場

ロイター編集
半導体大手の決算に注目、中国の動向が鍵=今週の米株式市場
 1月18日、翌週の米株式市場では、インテルやテキサス・インスツルメンツ(TI)などの半導体大手や自動車大手のフォードが、決算発表で中国事業についてどのような見解を示すかが注目される。ニューヨーク証券取引所で17日撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid)
[サンフランシスコ 18日 ロイター] - 今週の米株式市場では、インテルやテキサス・インスツルメンツ(TI)などの半導体大手や自動車大手のフォードが、決算発表で中国事業についてどのような見解を示すかが注目される。
米国では今月、アップルが米中貿易戦争や中国経済の減速を理由に15年ぶりに売上高予想を下方修正。市場に衝撃が走った。
シノバス・トラスト・カンパニーのポートフォリオマネジャー、ダニエル・モーガン氏は「スマートフォン以外の分野で中国で何かが起きているかを知る良い手掛かりになる。TIは主に工業・自動車分野、インテルはPC・サーバー分野であり、アップルのスマートフォンとは分野が異なる」と述べた。
18日の米国株式市場は、中国が貿易不均衡の是正に向け、米国からの輸入を6年間にわたって拡大する提案を行ったとの一部報道を受けて、S&P総合500種指数が1.3%上昇。市場参加者が中国の貿易動向に敏感になっていることが浮き彫りとなった。
21日の米株式市場は、キング牧師生誕記念日のため休場となる。
半導体のTIとザイリンクスは23日に決算を発表する。インテルの決算発表は24日。3社は、S&P総合500種指数採用企業の中でも特に中国事業への依存度が高い。米中貿易戦争や中国の景気減速の影響についてどのようなコメントをするかが注目される。
23日にはフォードも決算を発表する。低迷している中国販売をどうテコ入れするかに関心が集まる見通し。
半導体関連では、ASMLホールディング、ラム・リサーチ、SKハイニックス<000660.KS> 、ウエスタン・デジタルも決算発表を予定している。
リフィニティブのデータによると、S&P総合500種指数採用のハイテク企業の2019年の1株利益予想は、昨年10月時点の8.5%増から2.2%増に下方修正されている。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab