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UPDATE 1-マイナス金利、英経済押し上げに貢献=テンレイロ中銀委員

(情報を追加しました)

[ロンドン 11日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のテンレイロ委員は11日、マイナス金利政策導入による英経済押し上げ効果は債券購入拡充を上回るとし、マイナス金利政策に改めて支持を表明した。

英中銀は現在、マイナス金利政策導入の是非を検討中。来月の金融政策委員会後に見解を表明すると予想されている。

中銀内で見解は割れているが、テンレイロ委員はこれまでも導入に支持を表明。この日に西イングランド大学が主催したオンラインイベントの講演で「これまでにマイナス金利政策を導入した国・地域では、金融政策効果の効率的な波及が見られた。一部ではマイナス金利政策に一段と強力な力がある証拠も示された」と述べた。

その上で、マイナス金利政策の効果は副作用を上回るとの考えを示した。

これまでに欧州中央銀行(ECB)のほか、日銀、スイス国立銀行(中銀)などがマイナス金利政策を導入している。

テンレイロ委員は英経済について「昨年11月時点の短期見通しよりも悪化する恐れがある」と指摘。今後、失業が大幅に増加する恐れがあると警告した。

英中銀の政策金利は現在、過去最低水準の0.1%。利下げに加え2020年3月以降、債券買い入れ額を8950億ポンドに倍増させた。中銀のチーフエコノミスト、ハルデーン理事のほか、ラムスデン副総裁は、追加景気刺激が必要になった場合は資産購入拡充が最適な手段になるとの考えを示している。

これに対しテンレイロ氏は、資産買い入れの拡充では経済の全般的な弱さに十分に対応できないとし、「量的緩和は市場の機能に問題が発生した際には重要だと考えている。同時に、量的緩和は経済に追加的な刺激を与えるよりは、市場の波乱を鎮めることに力を発揮すると考えている」と指摘。英国ではマイナス金利政策の副作用の影響を受けることなく、マイナス0.75%を下回る水準まで金利を引き下げられるとの考えを示した。

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