ニジェールのクーデターに非難強まる、大統領拘束続き指導者不在

ロイター編集
[ニアメー 27日 ロイター] - 西アフリカ・ニジェールで軍兵士らが起こしたクーデターについて、国際社会の多くの国から非難の声が上がった。バズム大統領は27日も大統領公邸で拘束されたままで、クーデターを宣言した軍将校から新たな指導者に関する表明もない。
旧宗主国フランスと西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は、バズム氏の即時釈放と憲法秩序の回復を呼びかけた。ロシアのラブロフ外相も憲法秩序を回復すべきだと述べた。
ハリス米副大統領は、ニジェール政府と米国の協力関係はニジェールによる民主主義的基準へのコミットメント継続が条件だと強調した。
 西アフリカ・ニジェールで軍兵士らが起こしたクーデターについて、国際社会の多くの国から非難の声が上がった。写真はバズム大統領。パリで6月代表撮影(2023年 ロイター)
米国連代表部の報道官は、ニジェール情勢の緊迫を緩和するために国連安全保障理事会で行動を起こすことを支持すると述べた。
ロシア通信(RIA)によると、アフリカ連合(AU)委員会のムーサ・ファキ委員長は27日にバズム大統領と話したと明らかにし、大統領は「元気だ」と述べた。
陸軍はバズム大統領追放を宣言した兵士らに支持を表明。これを受け、クーデーターを支持する市民らが首都ニアメーの与党本部で略奪や放火といった暴力行為を働いた。
国営テレビでクーデターを宣言していた国軍のアマドウ・アブドラマン大佐は27日、別途通知があるまで政党の全ての活動を停止すると表明した。

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