[ニューヨーク 26日 ロイター] - 米国株式市場は反発。主要3指数は揃って1%を超えて上昇し、取引を終えた。トランプ米大統領が中国から通商交渉再開に向けた申し入れがあったことを明らかにし、通商協議を再開する方針を表明したことで、米中貿易戦争を巡る懸念が後退した。[nL3N25M366]
関税に敏感な企業の株価が軒並み上昇。アップルは1.9%高と、この日の上昇を主導した。
半導体株も高い。フィラデルフィア半導体<.SOX>は0.86%上昇。前営業日は4%超急落していた。
株価はこの日反発したものの、最近の市場のボラティリティが継続するとの見方は根強い。投資家の不安心理の度合いを示すボラティリティー・インデックス(VIX、恐怖指数)<.VIX>は一時約1週間ぶりの高水準に達した。
ケニーズ・コメンタリー・エンド・ストラテジック・ボード・ソリューションズの創業者ピーター・ケニー氏は「ナスダックやダウで幅広い銘柄が上昇したが、出来高は著しく減少した」とし、「健全な株価の回復とは言えず、主要3指数すべてに当てはまる。米株の勢いが下方に傾いていることを示唆している」と述べた。
米取引所の合算出来高は約57億1000万株と、直近20営業日の平均である75万7000万株を下回った。
その他の銘柄では、バイオ医薬品セルジーンは3.2%高、製薬大手ブリストル・マイヤーズ・スクイブも3.28%高。製薬アムジェンがセルジーンの乾癬治療薬「オテズラ」の世界的な権利を取得することで合意。ブリストルは計画するセルジーン買収を巡る規制当局の懸念払拭に向け、オテズラの売却を目指していた。
米商務省が同日発表した7月の耐久財受注統計は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比0.4%増と、市場予想の0.1%減に反しプラスとなった。一方、国内総生産(GDP)の設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷は前月比0.7%減と、2年9カ月ぶりの大幅な落ち込みとなった。[nL3N25M3EO] 米連邦準備理事会(FRB)が9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを実施するとの見方を支える可能性がある。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.66対1の比率で上回った。ナスダックも1.74対1で値上がり銘柄数が多かった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 25898.83 +269.93 +1.05 25826.0 25941.2 25716.3 <.DJI>
5 5 9
前営業日終値 25628.90
ナスダック総合 7853.74 +101.97 +1.32 7829.58 7856.04 7789.05 <.IXIC>
前営業日終値 7751.77
S&P総合500種 2878.38 +31.27 +1.10 2866.70 2879.27 2856.00 <.SPX>
前営業日終値 2847.11
8月26日、米国株式市場は反発。主要3指数は揃って1%を超えて上昇し、取引を終えた。トランプ米大統領が中国から通商交渉再開に向けた申し入れがあったことを明らかにし、通商協議を再開する方針を表明したことで、米中貿易戦争を巡る懸念が後退した。ニューヨーク証券取引所で撮影(2019年 ロイター/Andrew Kelly)
ダウ輸送株20種 9834.72 +94.98 +0.98 <.DJT>
ダウ公共株15種 842.40 +10.37 +1.25 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 1458.88 +12.50 +0.86 <.SOX>
VIX指数 19.33 -0.54 -2.72 <.VIX>
S&P一般消費財 925.72 +9.34 +1.02 <.SPLRCD>
S&P素材 344.55 +1.01 +0.30 <.SPLRCM>
S&P工業 618.66 +4.54 +0.74 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 618.33 +6.88 +1.13 <.SPLRCS>
S&P金融 436.50 +4.66 +1.08 <.SPSY>
S&P不動産 240.59 +2.43 +1.02 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 412.53 +1.85 +0.45 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1035.41 +9.94 +0.97 <.SPXHC>
S&P通信サービス 163.52 +2.46 +1.53 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1369.95 +18.84 +1.39 <.SPLRCT>
S&P公益事業 314.19 +3.67 +1.18 <.SPLRCU>
NYSE出来高 7.47億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 20540 + 240 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 20540 + 240 大阪比 <0#NIY:>
S&Pセクター別指数は関連コンテンツでご覧ください; リフィニティブデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」