9月15日、甘利経済再生担当相は、TPP閣僚会合の9月開催の可能性が高まっていると述べた。写真は7月にハワイで開催されたTPP会合での会見の様子(2015年 ロイター/Marco Garcia)
[東京 15日 ロイター] - 甘利明経済再生・TPP担当相は15日、閣議後の会見で、4カ国による環太平洋連携協定(TPP)自動車協議は確実な前進があったとし、TPP閣僚会合が9月に開催される可能性は高くなってきているとの認識を示した。
ワシントンで9日から行われた自動車・自動車部品に関する事務レベル協議の結果については「確実な前進はあった」と評価した。「決着はついていないが、自動車に関する4カ国の問題がTPP閣僚協議における大筋合意を阻害する要因にはならない」とも語り、9月下旬の閣僚会合開催について「可能性は高くなってきている」と見通した。
もっとも、残された問題もあるとし、「知財や一部市場アクセスの問題について精力的に取り組む」と指摘。「関係国は閣僚会合の開催の可能性が一歩も二歩も進んだとの認識のもと、時間的な制約を認識しつつ協議に入っていくべきだ」と関係国に取り組み強化を求めた。
一方、オーストラリアの首相交代による交渉への影響については「同じ路線で進むと思う」と述べ、影響はないとの認識を示した。
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