英政府とオープンAIが新たな戦略提携、インフラ投資などで協力強化

英政府とオープンAIが新たな戦略提携、インフラ投資などで協力強化
 7月21日、英政府は、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける米オープンAIと新たな戦略的パートナーシップ協定に調印した。写真はオープンAIのロゴ。2024年5月、ボスニア・ヘルツェゴビナのゼニカ市で撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ロンドン 21日 ロイター] - 英政府は21日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を手がける米オープンAIと新たな戦略的パートナーシップ協定に調印した。AIセキュリティー研究や、英国内のデータセンターなどのAIインフラ投資に関して協力を強化する狙いだ。
カイル科学技術相は、国家医療制度(NHS)再建やさまざまな機会の障壁除去、経済成長推進といった英国全体で必要な改革を進める上でAIが根幹的存在になると強調。「この変革を世界的に主導しているオープンAIのような企業なしには達成不可能で、今回のパートナーシップを通じて英国でもそのような取り組みが増えていくだろう」と述べた。
英政府はAI開発に向けたコンピューター設備増強に10億ポンドを投資する計画を打ち出しており、5年間で処理能力を20倍に引き上げたい意向だ。
オープンAIは今後ロンドンの事業所の規模を拡大する可能性があり、司法や防衛、治安、教育技術といった分野にAIを配備できるかどうか模索していく。
スターマー首相が英国をAI超大国にするために行動計画を掲げていることについて、オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)は、AI技術の潜在力を真っ先に認識しているのが英国だと賞賛した。

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