オープンAIとマイクロソフト、人工知能学習でノンフィクション書籍無断利用と集団訴訟

オープンAI、MSなど出資企業から取締役招かない公算=関係筋
 11月28日、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を開発した米新興企業オープンAIが取締役会の刷新に関し、出資企業であるマイクロソフト(MS)やベンチャーキャピタルのコスラ・ベンチャーズとスライブ・キャピタルなどに取締役の派遣を打診しない見込みだ。2月3日撮影のイメージ写真(2023年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)
[21日 ロイター] - 米オープンAIとマイクロソフト(MSFT.O), opens new tabが、ノンフィクション書籍を無断で人工知能(AI)の学習に利用したとして作家から集団訴訟を起こされた。
原告側の代表者で作家のジュリアン・サンクトン氏は、オープンAIが何万冊ものノンフィクション書籍を著者の許可なく、大規模基盤モデルに文書編集への対応を教えるためにコピーしたと主張し、マンハッタンの連邦裁判所に訴状を提出した。
サンクトン氏は、オープンAIに多額を投資するとともに同社のシステムを自前の製品に統合したマイクロソフトも提訴。マイクロソフトが基盤モデルの学習と開発に深く関与し、著作権違反に責任を負っていると指摘した。
同氏の弁護士は「オープンAIとマイクロソフトはノンフィクション作家への支払いを拒んでいるが、彼らのAIプラットフォームは財産価値がある。オープンAIの基盤は、著作権を持つさまざまな作品を幅広く盗んだ結果と言っても過言ではない」と非難した。
オープンAIとマイクロソフトはこの訴訟に関するコメント要請に回答していない。

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トムソン・ロイター

Blake Brittain reports on intellectual property law, including patents, trademarks, copyrights and trade secrets, for Reuters Legal. He has previously written for Bloomberg Law and Thomson Reuters Practical Law and practiced as an attorney.