
サッカー界のレジェンドで、2020年に亡くなった元アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナ氏の医療チームが過失致死罪に問われている事件について、14日に改めて裁判が開始されることになった。ブエノスアイレスで2020年11月撮影(2026年 ロイター/Ricardo Moraes)
[ブエノスアイレス 14日 ロイター] - サッカー界のレジェンドで、2020年に亡くなった元アルゼンチン代表ディエゴ・マラドーナ氏の医療チームが過失致死罪に問われた事件で、アルゼンチンの裁判所は14日、1年前に無効になった審理を再開した。
マラドーナ氏は20年11月、ブエノスアイレス近郊の自宅で心不全により60歳で死去したが、その後に対応が不適切だったとして医療従事者7人が起訴された。当時、マラドーナ氏は複数の健康問題を抱えており、死亡する数週間前には硬膜下血腫の緊急手術を受けていた。
当初の審理は25年3月11日に開始され、すでにマラドーナ氏の家族や友人、ジャーナリストらが証言を行っていた。しかし、担当裁判官のうち1人が裁判所の廊下や自身のオフィスでドキュメンタリー番組の取材を受けているとみられる動画が流出。
事件を担当する裁判官が取材を受けることは禁止されていることから、問題の裁判官は審理から外れ、その後審理自体が無効となっていた。
検察側は昨年の公判で、医療従事者らが治療手順に違反していたなどと主張。これに対し弁護側は、長年の健康問題を考慮すると死亡は避けられなかったと反論していた。
被告らが有罪となった場合、8─25年の禁錮刑が言い渡される可能性がある。
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