
グーグルのロゴ。6月24日、ロンドンで撮影。 REUTERS/Carlos Jasso
[14日 ロイター] - 米IT大手アルファベット(GOOGL.O)傘下のグーグルは14日、米南部テキサス州に2027年までに総額400億ドルを投資し、3つのデータセンターを開設すると発表した。開発競争が激化している人工知能(AI)に対応したインフラの構築が狙いだ。
トランプ米大統領がAI分野で米国の優位性を維持するために米国での投資を促す中で、IT企業は大規模な支出計画を相次いで発表している。対話型AIモデル「クロード」を開発した米新興企業アンソロピックは今月、テキサス州や米東部ニューヨーク州などでのデータセンター建設に計500億ドルを投資すると発表。オープンAIやマイクロソフト(MSFT.O)、メタ・プラットフォームズ(META.O)、アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)などもそれぞれAIの開発に焦点を当てたデータセンターに数十億ドルの投資を表明している。
グーグルが開設するデータセンターのうち1つはテキサス州北部のアームストロング郡に、他の2つはハスケル郡にそれぞれ建設。アルファベットのピチャイ最高経営責任者(CEO)は「この投資は数千人の雇用を創出し、大学生や電気見習い工事作業員に技能訓練を提供し、テキサス州全域でエネルギー料金の低減に向けたイニシアチブが加速するだろう」とのコメントを出した。
テキサス州のアボット知事(共和党)は「グーグルのテキサス州での400億ドルの投資は米国のどの州よりも多く、私たちの州でのエネルギー効率化と労働人材の開発を支援することになる」との声明を出した。
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