韓国サムスン、次世代「HBM4」供給で米エヌビディアと交渉中

韓国サムスン、次世代「HBM4」供給で米エヌビディアと交渉中
 10月31日、韓国サムスン電子は、次世代高帯域メモリー(HBM)チップ「HBM4」を米半導体大手エヌビディアに供給することについて「緊密に交渉している」と発表した。8月25日撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ソウル 31日 ロイター] - 韓国サムスン電子(005930.KS), opens new tabは31日、次世代高帯域メモリー(HBM)チップ「HBM4」を米半導体大手エヌビディア(NVDA.O), opens new tabに供給することについて「緊密に交渉している」と発表した。
サムスンは来年の市場投入を目指すHBM4について、具体的な出荷時期を明らかにしていない。
国内ライバルで、エヌビディア向けHBMトップサプライヤーのSKハイニックス(000660.KS), opens new tabは29日、第4・四半期にHBM4の出荷を開始し、来年の販売拡大を目指すと表明している。
エヌビディアはサムスンとの協力を発表する文書で「『HBM3E』とHBM4のための重要な供給協力」と説明。詳細は明らかにしなかった。
KB証券の調査担当責任者ジェフ・キム氏は、HBM4はさらなるテストが必要だろうが、サムスンの生産能力を考えると、有利な立場にあると見られていると指摘。「サムスンがHBM4をエヌビディアに供給すれば、これまでのHBMシリーズ製品では達成できなかった大きな市場シェアを確保できる可能性がある」と述べた。
サムスンはAI主導のメモリーチップ・ブームに乗り遅れ業績が悪化し、昨年に半導体部門を再編。直近の四半期では従来のメモリーチップ需要にけん引され、業績は回復した。
アナリストによると、HBM4の投入はサムスンが市場での優位性を取り戻すための大きな試金石になる。

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