[東京 26日 ロイター] - <12:05> 午前のドル149円後半、2カ月ぶり高値圏で売買交錯
午前のドルは149円後半で売買が交錯した。月末や四半期末のフローなどでドル買い/円売り圧力は根強く、一時2カ月ぶり高値を更新。ただ、ポジション調整のドル買い戻しが主導しているとみられ、一段と上値を追う展開とはなっていない。
<11:00> ドル149円後半で売買交錯、2カ月ぶり高値を一時更新
ドルは現在、149円後半で売買が交錯している。東京都区部消費者物価指数の発表直後に149.96円と、約2カ月ぶり高値を更新したものの、仲値公示前後にかけてはドルがいったん売り戻された。
9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)が終わり、四半期末も迫ることから、「フロー主導で、ポジション調整の目的でのドル買い戻しが入る」(国内銀行のストラテジスト)流れが続いているとの見方が聞かれる。
東京都区部のCPIでは、コア指数が市場予想を下回り、円安に振れる場面があった。ただ、都が始めた第1子の保育料無償化の影響で、保育所保育料の大幅下落が下押し要因となったことなどもあり、全国ベースの物価動向は評価しづらいとして「反応は一時的」(国内銀ストラテジスト)との声が聞かれた。
<08:00> ドル149.10─150.60円の見通し、レンジブレークとなるかに注目
きょうの予想レンジはドル/円が149.10―150.60円、ユーロ/ドルが1.1600─1.1780ドル付近。
きょうのドル/円は、149円後半を中心に売買が交錯する展開が想定される。前日は150円目前まで1円超の上昇となり、約2カ月ぶりの高値を付けた。きょうは150円に乗せるか、利益確定の動きなどに押されるかが注目される。このところボックス相場が続いていたが、「ようやくブレークしそうな雰囲気もある」(為替ブローカー)との声が聞かれた。
前日のニューヨーク時間では、米国の指標でドル高/円安が勢いづいた。特に第2・四半期の国内総生産(GDP)確報値が大幅な上方修正となった一方、新規失業保険申請件数は予想を下回り早期利下げ観測が「やや後退」(為替ブローカー)し、米長期金利が上昇。ドル/円は149円台に乗せて上値を伸ばす展開となった。
米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁が、雇用の最大化と物価安定という二つの責務に対するリスク管理を行う間、金融政策を「わずかに引き締め的な」スタンスに移行させることは適切な対応だとしたほか、シカゴ地区連銀のグールズビー総裁も追加緩和に消極的な姿勢を示したこともあり、ドルは主要通貨に対して全面高で推移した。
ユーロは、ロシアの領空侵犯への対応など地政学リスクもありドルに対して弱含んだ。ユーロ/円は174.94円と昨年7月以来の高値を更新して円安地合いではあるものの、ユーロ/ドルの下げも響き175円乗せには至っていない。
きょうは9月東京都区部消費者物価指数のほか、米国で個人所得・消費支出が発表となる。
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