12月CPIを評価、中銀独立で「良い成果」=リッチモンド連銀総裁

中銀の独立性、より良い経済成果を意味=リッチモンド連銀総裁
写真は米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁。2025年4月、ワシントンで撮影。REUTERS/Kevin Mohatt
[13日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は13日、12月の米インフレ指標を「心強い」と評価したが、インフレ率は年初に急上昇することが多いと指摘し、今後数カ月は穏やかな水準にとどまることを期待すると述べた。
13日に発表された12月の消費者物価指数(CPI)は前年比2.7%上昇した。
バーキン氏はワシントンの金融関連のイベントで「現在は微妙なバランスだと思う」と述べ、インフレ率は目標を上回るものの加速しているようには見えず、失業率も制御不能なほどには上昇していないと指摘。「インフレ期待が定着し、労働市場がさらに悪化することを望む人は誰もいない」とし、「どちらも起こらない可能性もある」と語った。
米連邦準備理事会(FRB)は昨年、政策金利を合計75ベーシスポイント引き下げ、12月にはインフレが依然やや高止まりしているとし、労働市場と物価情勢を見極めるため利下げを一時停止する可能性を示唆した。
バーキン氏は「金利変更のほとんどは12カ月後に影響が出るため、どちらの方向に進むべきか迷っている時はじっくり考える時間がある」とし、次の会合で修正できるため、1回の会合はそれほど重要ではないとの見方を示した。
一方、トランプ政権がパウエルFRB議長に対する刑事訴追の可能性を警告したことに関連し、バーキン氏は「報道されている内容」へのコメントを控えた上で、「独立した中央銀行を持つ国々は、より良い経済成果を上げている」と述べた。

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