
3月4日、会場に到着した習近平国家主席。北京で撮影。REUTERS/Maxim Shemetov
[北京 4日 ロイター] - 中国の国政助言機関、全国政治協商会議(政協)が4日開幕したが、中国共産党の政治局員23人のうち、軍制服組トップの張又侠・中央軍事委員会副主席と、前新疆ウイグル自治区党委書記の馬興瑞氏の姿がなかった。ロイターの記者が確認した。
張氏は1月に重大な規律・法律違反の疑いで調査対象となった。
馬氏は昨年7月に前職を解任された。「別の職に任命するため」と説明されたが、実際に新たな役職に就いたかどうかは明らかでない。同氏は昨年10月下旬に開かれた共産党中央委員会第4回全体会議(四中全会)への出席が確認されたが、それ以降は重要な行事に姿を見せていない。
昨年10月には、張氏と共に中央軍事委副主席を務めていた何衛東氏が汚職を理由に共産党から除名され、政治局員の数は24人から23人に減少した。中央軍事委は一連の粛清により、議長の習近平国家主席と、新たに昇進した張昇民副主席の2人体制となった。
中国当局が近年強化している反汚職の取り締まりは、航空宇宙など軍に関係する分野にも及んでおり、国有複合企業、中国航空工業集団の周新民元董事長ら3人が先月、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の代表を解かれた。
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