
米国株式市場はほぼ横ばいで取引を終えた。2024年6月、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)
[29日 ロイター] - 米国株式市場はナスダック総合(.IXIC)
が終値で最高値を更新。S&P総合500種(.SPX)も続伸する一方、ダウは不安定な取引の中、下落した。一連の企業決算を消化する動きが背景。
超大型7銘柄(マグニフィセント・セブン)の1社であるグーグル持ち株会社アルファベット(GOOGL.O)はこの日の引け後に発表した決算が市場予想を上回った。同社株は通常取引および引け後に上昇した。
今週はS&P500採用企業の多くが決算を発表する。市場の上昇をけん引してきたマグニフィセント・セブンの大半も週内に発表を予定しており注目されている。
USバンク資産管理部門の資本市場調査責任者、ビル・メルツ氏は「市場はウエートの大きい有力企業のマグニフィセント・セブンと、それ以外の企業の間で業績の伸びがある程度収れんするという考え方を消化しつつある」との見方を示した。
「バンズ」などのブランドを展開する衣料品製造大手VFコープ(VFC.N)は決算が2四半期ぶりの黒字となり、株価が27%急騰した。
自動車大手フォード・モーター(F.N)は8.4%安。同社は前日、通期利益が従来の予想レンジの下限になるとの見通しを示した。
この日は米10年債利回りが約4カ月ぶりの高水準を付けたことから、株価の上昇は限定的だった。
投資家はさらなる企業決算発表や11月5日の米大統領選、連邦公開市場委員会(FOMC)などを控えていることや中東情勢の緊迫化などで、今後数週間は不安定な展開が続くと予想している。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.78対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は125億9000万株。直近20営業日の平均は115億株。
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります ※米国株式市場
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