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英米チームがプラスチック分解酵素を偶然製造、環境対策に期待

 4月16日、英ポーツマス大学と米エネルギー省国立再生可能エネルギー研究所の科学者らが、プラスチックの一種であるポリエチレンテレフタレート(PET)を分解する酵素を開発したことが明らかになった。写真はポーツマス大のジョン・マクギーハン教授。13日撮影(2018年 ロイター/Stuart McDill )

[16日 ロイター] - 英ポーツマス大学と米エネルギー省国立再生可能エネルギー研究所の科学者らが、プラスチックの一種であるポリエチレンテレフタレート(PET)を分解する酵素を開発したと明らかにした。研究は、Proceedings of the National Academy of Sciences に掲載された。

PETは1940年代に特許が認められ、ボトルなどに使用されている。環境の中で数百年存続でき、海や陸地で公害となっている。

この酵素は、日本のごみリサイクル施設で発生したと思われる自然酵素の組成を検証している際に製造された。

研究を共同指導したポーツマス大学のジョン・マクギーハン教授によると、この酵素がある細菌のPET分解作用を助けていることが分かったため、ある種のアミノ酸を加えて組成を変えてみたところ、期せずして分解速度が上がる変化が生じた。現在同チームは、産業規模での分解が可能になるかを見極めるため、さらなる改良に取り組んでいるという。

マクギーハン教授は「数年以内に、PETやほかのプラスチックを元の組成に戻して持続的にリサイクルすることを、産業規模で利用可能なプロセスに到達できる可能性が充分ある」と述べた。  

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