
終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対して上昇した。2009年11月、コロラド州で撮影(2022年 ロイター/Rick Wilking/File Photo)
[ニューヨーク 6日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが上昇。市場参加者は7日発表の米雇用統計が堅調な内容となり、連邦準備理事会(FRB)が当面積極的な金融引き締めを継続することを見込んでいる。
主要通貨に対するドル指数(.DXY)は1%超上昇し、112.22。年初からは約17%上昇している。
コンベラのシニアマーケットアナリスト、ジョー・マニンボ氏は、「株安や景気後退懸念が欧州の通貨を揺るがす中、ドルは再び勢いを増している」と指摘。「ドルの上昇は、雇用統計がFRBのタカ派路線を支える内容になるという市場の見方を反映している」と述べた。
9月の雇用統計では、非農業部門雇用者数が25万人増となることが予想されている。
シカゴ地区連銀のエバンス総裁は6日、FRBには一段の利上げ余地があるとし、現行で3.00─3.25%の政策金利は2023年春までに4.5─4.75%に向かうだろうと述べた。 もっと見る
OANDAのシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は市場の動きについて「雇用統計という嵐の前の静けさ」とし、「FRBはインフレ抑制に向けた取り組みを終了しておらず、積極的な利上げを堅持している」と述べた。
ユーロ/ドルは0.9%安の0.9794ドル。
欧州中央銀行(ECB)が公表した9月7─8日の理事会の議事要旨で、高インフレが定着するとの懸念が高まる中、経済成長鈍化を代償にしても積極的に金融政策を引き締める必要があるとの見解が示されていたことが分かった。 もっと見る
また、ドイツ政府が23年の経済成長率予測(暫定値)が前年比0.4%減となり、景気後退に陥るとの見通しをまとめたことが分かった。 もっと見る
ポンド/ドルは1.5%安の1.1151ドル。
ドル/円は0.3%高の145.05円。一時145.135円と、日本当局が円買い介入に踏み切った9月22日に付けた24年ぶりの高値である145.90円に迫った。
ドルは対スイスフランでも0.8%高の0.9906フラン。
豪ドルは1.12%安の0.6412米ドル。 オーストラリア準備銀行(中央銀行)による予想外の利上げペース鈍化が引き続き圧迫材料となっている。 もっと見る
表はリフィニティブデータに基づいています
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