今日の株式見通し=もみあい、材料待ち 米中協議への期待は支え

ロイター編集
[東京 21日 ロイター] - きょうの東京株式市場で、日経平均株価は前日終値を中心にもみあう展開が予想されている。前日の米国株は小じっかり。米中通商協議の進展期待も維持されており、現時点で大きく売られる材料は見当たらない。ドル/円が111円を上抜けて円安方向に振れれば連れ高となる可能性もあるが、それ以外に追加の買い材料は乏しく、上値は前日高値近辺が意識される。
日経平均の予想レンジは2万1300円─2万1500円。
前日の米国株市場で主要3指数は小幅続伸。米連邦準備理事会(FRB)が公表した1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、追加利上げを「忍耐強く」判断する姿勢が再確認されたことが安心感を誘った。[nL3N20F5T0]
FOMC議事要旨について、市場からは「パウエルFRB議長の話の流れに沿うような内容で、想定通り。日本株も淡々とこの材料をこなしていくだろう」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の投資ストラテジスト、三浦誠一氏)との見方も出ている。
日経平均先物3月限は大阪取引所の夜間終値が2万1400円、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の清算値(円建て)が2万1405円で、現物指数の前日終値をやや下回っており、東京市場の序盤は同水準を意識して小安く始まるとみられている。
一方、テクニカル的には75日移動平均線(2万1156円78銭=20日)は横ばいから上向きに転じつつあり、支持線としての機能も期待される。前日の取引時間中、外為市場で円売りが強まった場面で上げ幅を拡大した経緯もある。ドル/円が節目の111円を上抜けすれば、日経平均の押し上げ要因になるとみられている。
日本では材料となるような経済指標の発表はない。米国ではフィラデルフィア地区連銀業況指数、耐久財受注、製造業購買担当者景気指数(PMI)、コンファレンス・ボード景気先行指数などの発表が予定されている。
前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値
日経平均<.N225>      21431.49 24448.07 18948.58
+128.84 2018年10月2日 2018年12月26日
シカゴ日経平均先物3月限 21405(円建て)
*内容を追加しました。

杉山健太郎

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