欧州市場サマリー(26日)

<ロンドン株式市場> 上昇して取引を終えた。
FTSE100種総合株価指数は一時8146.79まで上昇し、取引時間中の最高値を4日連続で更新した。アルファベット(GOOGL.O), opens new tab、マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabなど米テクノロジー大手の決算内容が好感された。
FTSE100種指数(.FTSE), opens new tabは週間では3.09%上昇し、上げ幅は昨年9月中旬以来、7カ月超ぶりの大きさだった。
26日に英銀のナットウエスト(NWG.L), opens new tabは6.1%上げた。2024年第1・四半期決算の減益幅が予想より小さかったことが材料視された。
オーストラリアの資源大手BHPグループからの買収提案を拒否した英資源大手アングロ・アメリカン(AAL.L), opens new tabは3.2%上昇。アクティビスト(物言う投資家)のエリオット・インベストメント・マネジメントが株式約10億ドル相当を保有していることが明らかとなった。
中型株で構成するFTSE250種指数(.FTMC), opens new tabは1.13%高。
サイバーセキュリティーのダークトレース(DARK.L), opens new tabは16.4%と急伸。プライベートエクイティ(PE)投資会社トーマ・ブラボーが約53億2000万ドルで買収することに合意した点が好感された。
ロンドン株式市場:
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。銀行株と工業株が上昇したのが相場を押し上げ、STOXX欧州600種指数(.STOXX), opens new tabの上げ幅は3カ月超ぶりの大きさとなった。
STOXX600種は週間では1.74%上昇し、上げ幅は3カ月ぶりの大きさだった。
26日の銀行株指数(.SX7P), opens new tabは0.88%高。英銀のナットウエスト(NWG.L), opens new tabは6.1%上げ、2024年第1・四半期決算の内容が好感された。
工業株指数(.SXNP), opens new tabは1.80%高。第1・四半期決算の受注と中核利益が予想を上回ったフィンランドの船舶・エネルギー関連企業バルチラ(WRT1V.HE), opens new tabは11.4%と大幅に上昇した。
テクノロジー株指数(.SX8P), opens new tabは1.84%高。米マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabとアルファベット(GOOGL.O), opens new tabの四半期決算の内容や、3月の米個人消費支出(PCE)価格指数の上昇率が緩やかだったことで買い安心感が広がった。
ドイツの鉄鋼・エンジニアリング大手ティッセンクルップ(TKAG.DE), opens new tabは6.2%上昇。鉄鋼事業の株式20%を売却するとの発表が材料視された。
一方、大手照明機器メーカー、シグニファイ(LIGHT.AS), opens new tabは11.3%と大幅安。第1・四半期の調整後中核利益が予想を下回ったことが嫌気された。
欧州株式市場:
<ユーロ圏債券> 域内国債利回りが2週連続で上昇する基調にある。米国の経済指標を受け、欧州中央銀行(ECB)による年内の合計利下げ幅に対する市場予想は75ベーシスポイント(bp)を大きく下回った。
ドイツ10年債利回りは5bp低下の2.61%。週間では、前週の15bp上昇に続き7bpの上昇が見込まれる。
ユーロ短期金利(ESTR)先物は、2024年の利下げ幅67bpを織り込んでいる。
米商務省が26日発表した3月の個人消費支出(PCE)価格指数は、インフレ率の緩やかな上昇を示したが、住宅価格とエネルギー価格の高止まりは、米連邦準備理事会(FRB)が金利を予想よりも長期間維持する可能性を示唆している。
一部のアナリストは、ユーロへの影響を考えると、FRBが政策金利を据え置く限りECBが大幅な利下げを行うことは難しいと指摘している。
現在、市場が見込むFRBの年内の利下げ幅は計38bp。
米独10年債の利回り格差は207bpに縮小。4月中旬には220.92bpと、2019年末以来の高水準を付けている。
イタリア10年債利回りは9bp低下の3.89%で、独伊10年債利回り格差は130bpに縮小した。
ユーロ圏金融・債券市場:

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