
中国税関総署が20日公表したデータによると、1─2月のレアアース(希土類)磁石の輸出は前年同期比8.2%増の1万0763トンとなった。写真は中国の習近平国家主席(右)とトランプ米大統領。韓国・釜山で昨年10月撮影(2026年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[北京 20日 ロイター] - 中国税関総署が20日公表したデータによると、1─2月のレアアース(希土類)磁石の輸出は前年同期比8.2%増の1万0763トンとなった。日本向けは9.5%増の444トンだった。
全体の輸出量は1月が6024トン、2月が4739トン。前年同月はそれぞれ6357トンと3585トンだった。
1─2月の輸出先上位5カ国はドイツ、韓国、米国、ベトナム、フランス。
米国向けは前年比22.5%減の994トンだった。
中国は昨年4月、複数のレアアースおよび関連磁石を輸出管理リストに追加した。その後も多くの種類で輸出は増加しているが、防衛・航空宇宙、半導体分野で使用されるイットリウムのような特定の用途があるレアアースは依然、厳しく管理されている。
イットリウム酸化物およびその他のイットリウム化合物の2月の輸出量は20トンで昨年4月以来最大となったが2024年の水準を下回っている。
各国はレアアースの中国依存脱却を模索している。日本と米国は19日、重要鉱物やレアアースの代替調達先を開発する取り組みに関する行動計画を発表した。
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