[シドニー 5日 ロイター] - オセアニア外国為替市場では、豪ドルがほぼ横ばいで推移した。オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が3会合連続で利上げを実施したものの、さらなる引き締めの必要性について明言しなかった。
豪中銀は政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げて4.35%とした。利上げ決定は賛成8、反対1で、賛否が分かれた3月(5対4)からタカ派方向へのシフトを示した。
ただ、中銀は3会合連続で政策金利を引き上げており、「金融政策は情勢の変化に対応できる位置にある」とも指摘、当面は追加利上げを見送る可能性があることを示唆した。
豪ドルは小幅安の1豪ドル=0.7163米ドル。
豪中銀はイラン情勢に伴う原油価格の高騰を受け、インフレ見通しを大幅に引き上げる一方、経済成長と雇用の見通しを下方修正した。
オックスフォード・エコノミクス・オーストラリアの経済調査責任者ハリー・マーフィー・クルーズ氏は「今月中に(ホルムズ)海峡が再開されれば、中銀は金利を据え置くと予想される」とした一方、「閉鎖が長期化すれば、インフレとインフレ期待を抑制するため年内に複数回の利上げを迫られるだろう」と述べた。
ニュージーランド(NZ)ドルは0.1%安の1NZドル=0.5859米ドル 。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」