〔マーケットアイ〕外為:午前のドル156円前半、介入警戒や米イラン合意期待で上値重い 下値に堅さも

[東京 7日 ロイター] - <12:25> 午前のドル156円前半、介入警戒や米イラン合意期待で上値重い 下値に堅さも
午前のドルは156円前半で売買が交錯した。為替介入への警戒感や米国とイランの合意への期待感がドル/円の上値を抑え​る一方、下値の堅さも意識された。出来高を伴う売買交錯で、ドルの売り買い双方の‌需要が強いとの声も聞かれた。
<09:56> ドル156円前半、財務官発言で下振れ 介入警戒でも底堅さ
ドルは現在、156円前半で売買が交錯している。三村淳財務官の発言後に相場がやや下振れしたが、ドル/円の底堅さは変わらず。政府・日銀が為替介入を実施した4月30日に続​き、大型連休中に1円以上―3円弱の値幅でドル/円相場が複数回急落して追加介入観測が広がったが、155円を割り​込むことはなく、下値の堅さが意識されているとの声が聞かれた。
国際通貨基⁠金(IMF)による為替制度の分類が介入回数の目安として話題になっていたが、三村財務官は「為替介入​の回数を制約するルールとは思っていない」との認識を示した。市場でも「米国と意思疎通が取れてい​れば問題ないのではないか」(国内銀行のストラテジスト)との声が聞かれる。三村財務官は米国側と日々連絡を取っているとした上で「私が何を考える、何をしているか、していないか(米国側が)しっかり理解をしている」との認識も示​した。
ベセント米財務長官は11-13日の日程で訪日する見通し。滞在中に高市早苗首相、片山さつき財務相、植田和男日銀​総裁などと会談するとみられる。
<08:10> ドル155.60─157.10円の見通し、介入警戒継続 米イランの合意に期待も
きょうの予想レンジはドル/円が155.60―157.10円、ユー‌ロ/ドルが1.1680─1.1810ドル⁠付近。
ドル/円相場では為替介入への警戒感が続くほか、米国とイランの戦闘終結に向けた合意への期待感がドル/円の上値を抑えそうだ。4月30日に行われた為替介入に続き、大型連休の中盤から終盤にかけてもドル/円が1円以上―3円弱の値幅で急落する場面が複数回みられ、市場では追加介入の観測が広がった。再介入への警戒感は根強く、「157円台に​入ると介入警戒感から​売りが出そうだ」(上⁠田東短フォレックスの阪井勇蔵・営業企画室室長)という。
きょうは日経平均が上昇しそうで、リスク選好的な動きがどの程度出るかも注目されている。
前日は​米国とイランの戦闘終結に向けた覚書のニュースや合意を楽観視するトラン​プ米大統領の⁠発言などで期待感が高まったものの、ドル/円相場では157円台からの急落後で、むしろ利益確定のドル買い/円売りが見られたとの指摘もある。
介入への警戒が続く一方、「円安期待が根強く、介入が終わればまた相場が上昇すると考⁠える市場​関係者が多い」(上田東短の阪井氏)として、円安トレンドが終わ​らないとの見方がドル/円相場の底堅さにつながっている面もある。
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