
米ニューヨーク証券取引所(NYSE)のフロアで7日撮影。 REUTERS/Brendan McDermid
[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米国株式市場ではS&P総合500種が反落して取引を終えた。JPモルガンやブラックストーンなど金融株の下げが重しとなった。一方、エヌビディアやアルファベットなど人工知能(AI)関連銘柄が買われ、ナスダック総合は続伸した。
S&P500は取引時間中の最高値を更新する場面もあった。
トランプ米大統領は7日、住宅価格抑制に向け、大手機関投資家による一戸建て住宅の購入を禁止する措置を講じると表明した。これを受け、ブラックストーン(BX.N)とアポロ・グローバル・マネジメント(APO.N)が5%超下落。S&P金融指数(.SPSY)を押し下げた。
JPモルガン・チェース(JPM.N)は投資判断引き下げを嫌気して2.3%安となった。
ノースロップ・グラマンやロッキード・マーチン(LMT.N)も下落。トランプ大統領が交流サイト(SNS)への投稿で、防衛関連企業が軍事装備品の生産を加速させるまで配当支払いや自社株買いを認めないと述べた。
一方、割高感への懸念が高まっていたAI関連株に買いが戻り、エヌビディア(NVDA.O)とマイクロソフト(MSFT.O)が約1%高、アルファベット(GOOGL.O)は2%超上昇。
関係筋によると、AI新興のアンソロピックは大規模な資金調達を計画しており、企業価値は3500億ドルと評価される見通しという。
ロングボウ・アセット・マネジメントのジェイク・ダラーハイド最高経営責任者(CEO)は「投資家は昨年と同様の戦略で2026年を迎えた。ハイテク株を買って、あとは忘れるという戦略だ。AIトレードは終わったといううわさは正しくなかった」と述べた。
S&P500構成銘柄(.AD.SPX)では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を3.4対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は174億株。直近20営業日の平均は162億株。
LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります ※米国株式市場
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