[ロンドン 5日 ロイター] - ユーロ圏金融・債券市場では、域内国債利回りが序盤の低下から反転して上昇した。最近のハイテク株主導の株高失速を受けて市場はリスク回避ムードにあったものの、一連の好調な経済指標を受けて全般的なリスクセンチメントが改善した。
ユーロ圏の指標金利であるドイツの10年債利回りは2.1ベーシスポイント(bp)上昇の2.7%。
欧州中央銀行(ECB)の政策金利見通しに敏感な独2年債利回りは1bp上昇の1.998%となった。
みずほインターナショナル
のマルチアセットストラテジスト、エブリン・ゴメス・リヒティ氏は「今朝見られた利回り反転の主因は3つある」とした上で、米ADPリサーチ・インスティテュートの10月の全米雇用報告と、米財務省が発表した利付債および変動利付債の入札規模の維持、米供給管理協会(ISM)が発表した10月の非製造業総合指数に言及。
米政府機関の一部閉鎖中に入手できる数少ないデータの一つであるADP雇用統計が前月から大幅に回復したことが利回り上昇につながったと指摘した。
また、S&Pグローバルが発表した10月のHCOBユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は2023年5月以来の高水準を記録。拡大と縮小の分かれ目となる50を10カ月連続で上回った。
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