インド各地で経済改革に抗議するスト、学校や企業の休業相次ぐ

ロイター編集
[ブバネシュワル/ニューデリー 20日 ロイター] インド各地では20日、政府が先週発表した一連の経済改革に抗議するストライキが発生。学校や企業の休業が相次ぎ、また自治体庁舎も閉鎖される事態となった。
ストは、シン政権が決定したディーゼル燃料価格の14%引き上げや外資スーパーマーケット・チェーンに国内小売市場への出資を認める規制緩和に抗議するためとして、最大野党のインド人民党(BJP)や少数政党が実施を呼び掛けた。
政府が成長促進の一環として決めた一連の経済改革には、連立与党の一角だった「全インド草の根会議派」も反対を表明し、連立を離脱していた。
これに対し、インド工業連盟(CII)は経済成長には改革が不可欠だとして、シン首相に圧力に屈しないよう求めた。CIIでは、今回の1日ストによる経済損失を23億ドルと見積もっている。
情報技術(IT)・アウトソーシング事業の拠点バンガロールではこの日、オフィスや店舗が休業により閉鎖されたほか、公共交通機関の運行も停止し、街は普段のにぎわいから一変し、閑散とした様子だった。
一方、金融の中心地であるムンバイでは、銀行や企業などは通常通り営業した。

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